Halloween & ASPEN2019

お久しぶりです.修士2年の篠原です.
少し更新をさぼってしまいました(すみません).

1か月くらい前の話ですが,皆様ハロウィン🎃はいかがお過ごしでしたか?
今年のハロウィンでは,僕とM1の荊さんとでちょっとしたコスプレをしてみました.

荊さん(左):一般的な男子高校生
篠原(右):白魔道士(FFT)

この格好で1日過ごし,お菓子を配ったりしていました.
来年もまた何かやると思うので見かけたら声をかけてください

そしてここからは全く違う話ですがASPEN2019の報告を…
これも少し前の話ですが,11月12日~15日に島根県松江市で開催された国際会議,ASPEN2019に参加してきました.
国枝研から修士2名,三村研から博士,修士2名ずつの計6名で参加です.
口頭やポスターでの発表,議論や昼食,夕食会場での交流など,良い経験を積むことができました.

ポスターセッション会場にて
くにびきメッセ内での謎自撮り

SPring-8での軟X線ビームタイム

 少し前になりますが、10月下旬にM2島村くんの研究テーマに関するビームタイムがありました。
 下の写真は、SPring-8で島村くん設計の新装置(通称:SHIMA chamber & SHIMAnipulator)を立ち上げている時の様子です。

 三村研究室で主に使用しているのは、X線の中でも比較的波長の長い軟X線になります。レントゲン写真に使用されるX線とは異なり、空気を含めた物質をほとんど透過しないため、右上に吊るされているような真空チャンバーの中で実験を行う必要があります。目的によっても異なりますが、今回の実験ではおよそ0.000000001 気圧程度です。

 この真空チャンバー内で、三村研が作製した超高精度ミラーを調整して、X線ビームをナノメートルサイズに絞ります。 三村研の良いところの一つは、こうした特殊なX線実験装置や加工装置の立ち上げに、学生が主体となって携われる機会が多い点だと感じます。出来合いのものでない、自分の発想に基づいた装置が機能する時は感慨もひとしおです。
(その分、ビームタイム準備などで大変な時もありますが。。)

もちろん、学生だけじゃなく三村先生も頑張っています! 

(木村)