SPring-8での軟X線ビームタイム

 少し前になりますが、10月下旬にM2島村くんの研究テーマに関するビームタイムがありました。
 下の写真は、SPring-8で島村くん設計の新装置(通称:SHIMA chamber & SHIMAnipulator)を立ち上げている時の様子です。

 三村研究室で主に使用しているのは、X線の中でも比較的波長の長い軟X線になります。レントゲン写真に使用されるX線とは異なり、空気を含めた物質をほとんど透過しないため、右上に吊るされているような真空チャンバーの中で実験を行う必要があります。目的によっても異なりますが、今回の実験ではおよそ0.000000001 気圧程度です。

 この真空チャンバー内で、三村研が作製した超高精度ミラーを調整して、X線ビームをナノメートルサイズに絞ります。 三村研の良いところの一つは、こうした特殊なX線実験装置や加工装置の立ち上げに、学生が主体となって携われる機会が多い点だと感じます。出来合いのものでない、自分の発想に基づいた装置が機能する時は感慨もひとしおです。
(その分、ビームタイム準備などで大変な時もありますが。。)

もちろん、学生だけじゃなく三村先生も頑張っています! 

(木村)

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